最近テレビを見ていて感じたのですが、住宅設備機器大手のTOTOのCMはほとんど目にすることがありません。自動車メーカー大手のトヨタのCMは一日に数回目にしますが、TOTOのCMは何回目にするでしょうか?
いやいや、TOTOのトイレとトヨタの自動車では単価が違うよ。トヨタは数百万円の自動車を売るのだから、それは一日に何度もテレビCMを流すよ。
と、考えることができます。でも、ビールはどうでしょうか。家電品はどうでしょうか。TOTOのトイレよりずっと単価の安い商品ですが、テレビCMで日々放送しています。
メーカーの質でしょうか?
パナソニックにブランドを統一した旧松下ですが、住宅設備機器を製造していた松下電工は、現在はパナソニック電工になりました。パナソニックのデジタルカメラのCMはよく目にしますが、パナソニック電工のアラウーノというトイレのCMは(少なくとも)私は目にしたことがありません。また、パナソニックのユニットバスやシステムキッチンのCMもほとんど目にしませんね。え?そんなのあるのかって?住宅設備機器の世界ではかなり有名なブランドで、以前からある老舗メーカーなんですよ。
パナソニックのデジタルカメラとパナソニック電工のアラウーノ、これらの差は何でしょうか?
私は利益の差だと思います。自動車産業の売上の半分が広告費だといいます。自動車の価格の半分が宣伝費なのです。家電品や食品もそう、半分ぐらいは宣伝費なのでしょうね。いや、家電品や食品は一個当たりの単価が安い分、もっと多くが宣伝費なのかもしれません。
閑話休題、そろそろクリスマスのシーズンですね。サンタクロースの衣装は赤いのが定番ですが、以前はグリーンだったんです。なぜ赤くなったか?それはコカコーラのイメージ戦略だそうです。サンタクロースをコカコーラの赤で染めたのが最初だそうです。コカコーラのイメージカラーが青かったら今頃は青いサンタクロースのイルミネーションが街を彩っていたかもしれませんね。
サンタクロースが赤いのは私が子供の頃からです。また、世界中のサンタクロースが赤い服を身にまとっています。これだけ赤いサンタを浸透させたコカコーラは一体どれぐらいの広告宣伝費を使ったのでしょうね。
対して住宅設備機器はどうかというと…、それほどの広告費を計上していないのが実情です。だからテレビのCMも派手に行うことができない。先日、クリナップの営業マンが「やっとうちもテレビCMを流すことができる企業になった」なんて言っていました。でも、クリナップのテレビCM、気がつかれた方いらっしゃいます?短期のスポットCMですからなかなか気づいてもらえないかもしれませんね。テレビCMを流さないのではなく、流せないのです。長期で流さないのはなく、流すことができないのです。それだけ利益が薄い商品だともいえます。
- 2008/12/04(木) 09:15:33|
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